スズムシ育成日記

夏の鳴く虫『スズムシ』の飼育&繁殖方法を紹介しています。

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我が家のコナダニ対策

ここでは我が家で検証したコナダニ対策を出来るだけわかりやすく紹介していきたいと思います。

はじめに

このコナダニ対策はクワガタを飼育している方のホームページに記載されていた内容を元に、我が家でも応用出来ないかと思いとりあえず試してみる事にしました。

原理(仮説):

このコナダニ対策はダニを死滅させるというより、マットをダニにとって居づらい場所に変え、ダニを退治するという感じです。

  1. 炭の構造は多孔質と呼ばれ蜂の巣状になっています。この多気孔な構造にダニの嫌いな善玉バクテリア(微生物)が棲みつき、ダニの棲みにくい状態になるのでは?
    熱帯魚飼育の世界でも濾過フィルターに活性炭を使用してバクテリアを増殖させています。
  2. 炭に含まれるある種の物質が粉ダニに有害で有る。その抽出液(木酢液)が特効薬である。

以上の2点だそうです。


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用意する物:

  1. 燻炭(くんたん) :もみ殻を炭にした物で、園芸用品店やホームセンターで購入出来ます。
  2. 大きめのスポイト :園芸用品店や熱帯魚を扱っているペットショップなどで購入出来ます。【有ると便利】
  3. 適当なカップ   :燻炭を袋から飼育ケースに移す際に使うだけです。

設置方法:

飼育箱

飼育ケースイメージ(下から燻炭→マット→燻炭→マット)


  1. 飼育ケースの底にまず1cm程燻炭を敷きます。
  2. コップなどを利用して、たっぷりの水で燻炭を湿らせます。
  3. 完全に水が燻炭に染み込んだら余分な水を捨てます。
  4. 燻炭の上に飼育マットを敷きます。
  5. マットを敷いた上に更に燻炭を薄く敷きます。
  6. 更にその上にマットを敷きます。

飼育マットとマットの間に燻炭を敷くより、飼育マットに燻炭を混ぜ込んだ方がダニの忌避効果が高いかも知れません。

手入れ方法:

この燻炭は意外とすぐに乾燥してしまいます。マットは湿っていても燻炭は乾いている場合が多いです。 その時にあまりマットに湿り気を与えずに燻炭だけを湿らすには、飼育ケースの縁にスポイトを少し刺してケース底の燻炭に直接注水する感じで湿らせます。 ケースを傾けると、ケースの底の燻炭の隙間を水が移動する程度湿らせます。しばらくすると水が燻炭に吸われて無くなります。


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検証結果:

2ケースのうち、1ケースからダニが発生しました。ダニの発生した1ケースは現在ダニ忌避剤を使用してダニを駆除しました。発生したダニの写真はスズムシギャラリー(その他版)に掲載してあります。

今回、検証を行った結果、燻炭設置直後はマット内のダニには効果があるが、時間の経過とともにマット表面のダニの発生が確認出来ました。以上の事より、長期的にダニの発生を防ぐ事は不可能である。

1.上田さんより(04.06.15)
燻炭を使用しての件でダニ対策では木酢液の熱揮発効果が強くダニを駆除する事が出来ます。
燻炭は湿気を含み土と混ざるとアスファルト状にマットが固くなります。

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